産業交通水道委員会(8月10日) | 議会発言記録

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2018.09.10

産業交通水道委員会(8月10日)

 ◆委員(加藤昌洋) 

 今回の事案につきましては,二つの問題点があると思います。まず1点目は,協力会の方がしっかりと体制を採っていれば,最終的には個人の資質に係るところはあるんですけども,こういったことが起きないように徹底した防止策が採られていれば,まずできなかった,こういうことは起きなかったのではないかと,私自身感じてます。協力会,もちろん反省していただいて,お金の方は弁済されるということなんですけども,どういう風に具体的に交通局としては協力会に対して今後こういうことが起きないように体制を整備していくように指導しているのか,具体的な内容はあるんでしょうか。

 ◎自動車部長(平賀徹也) 

 今回車両の清掃業務を委託している協力会において発生したことで,当然,今御指摘のとおり,協力会において成すべきこと,当然あるかと思っております。再発防止にしっかり取り組むようにということで申しておりまして,今回の業務につきましてはそもそも公金を扱う業務ではない中で発生した業務ということで,根本的にはやっぱり服務規律をしっかり徹底していただく,これを厳しく求めております。協力会の今回のこの業務以外にも,例えば案内所の運営,こういったこともしておりますので,協力会全体としてしっかり取り組んでいただけるように,特に公金の管理,案内所では行いますので,そういった部分も含めて取り組むようにということで,これは厳しく指示をしております。その内容等につきまして,また改めて文書で報告を求めるということでございます。

 ◆委員(加藤昌洋)

 協力会,非常に京都市の交通局の事業に広く関わっておられます。ややもすれば,一般の人からしたら交通局の職員なのか,協力会の職員なのか,ぱっと分からないような業務にも携わっておられます。なので,今回のことに限らず,もう一度,服務規律をどのレベルの職員にもしっかりと徹底して確認していただいて,どういった現場でも職員としてしっかり仕事をすることはもちろんですし,京都市から委託を受けてやっている仕事やというのを再確認していただきたいという風に思います。
 もう1点,この件について。やった人間はもちろんよくないんですけども,そもそもバス車内にこのかばんを放置していなければ起こらなかったという事案だと思います。今回の事案で西賀茂営業所内でどれぐらいの人間が運転士として業務をしていて,どれぐらいの人間が常時このかばんを車内に置きっ放しにしていたという状態があるか,そういったことは把握しておられますか。

 ◎自動車部長(平賀徹也)

 乗務員が乗務かばんを車内に置いたままという状況があったことが今回の事案の一因であるというのは,資料にも記載でございますし,私もそのように認識をしております。西賀茂営業所に,今,御指摘の内容を私も直ちに確認をいたしました。西賀茂営業所にはおおむね190人程度の乗務員がおります。乗務かばんを車内に置いたままにしていたことがあるかということを全て聴き取りをしておりましたら,おおむね4分の1程度の職員が置いたままにしていたことがあるということを認めておりまして,ちょっと内容を聞きまして,私も深刻に受け止めております。今回のこの機会にゼロにするということを徹底するように厳しく厳命をいたしたところでございます。

  ◆委員(加藤昌洋)

 一定数,結構多い割合でそういったことが常態化していた,それでいいんだという風な認識が一部の運転士にはあったのではないかなという風なことが思われます。元々,自分のお金やったら,自分の車の中に鍵閉めんとぽんと置いてほったらかしでどこか行くかと言われたら,行かないわけで,もう一度,自分たちが扱っているお金の出どころは何なのかというのを再確認していただきたいという風に思いますし,こういった事案が起きる度に営業所単位で普段やるべきことができてないということが常態化していることが,こういった何かが起こる度に見受けられるような気がしています。何か営業所の独特のこれまでやってきたし,こういうやり方やし,それを営業所内で完結してしまっているのではないかという風に思われます。しっかりと,こういったことに限らずに,営業所単位でやるというよりは,局として営業所任せにするのではなくて,もう一回,服務規律をしっかりと徹底してルールを守って業務に従事しているのかというのを再点検していただく必要があると思いますけども,その点,いかがでしょうか。

  ◎自動車部長(平賀徹也)

 御指摘,大変重く受け止めております。私ども,公金管理につきまして,昨年ですと錦林出張所,京都バス委託の営業所でございますけども,やはり委託先の職員による運賃の窃盗事案というのが実はございまして,このときにも色々原因を調査いたしますと,複数人で公金を取り扱うというところが徹底できていなかったという課題認識に至りまして,この点を改めて徹底するということをいたしました。これがしっかり守られているかということにつきまして,これは本局の方からも,これは直営も委託先も関係なく監察に行くということとしておりまして,現在もその取組を続けております。今回の事案は車両内での乗務かばんを置いたままにしていたということで,公金の管理を欠いたということでございますので,この監察にそういう視点を加えていこうという風に考えております。これが1点でございます。  おっしゃるように,営業所任せにしておるという御指摘でございますので,これはいかんという風に考えています。実は,私も一昨日ですが,全てではないんですが,二つほど営業所に抜打ちで行きました。構内をぐるっと回りまして,大体100両ほどの車両を確認したんですが,乗務かばんが置かれたままの状態というのはございませんでした。内心ほっといたしております。こういうことをしっかりチェックを続けていくということが大切だという風に思っておりますので,先ほど申し上げました組織的な業務の監察,あと私もできる限り現場に出向きまして,そういった危機感を現場に伝えていくと,こういうことをしっかりと行っていきたいという風に考えております。

   ◆委員(加藤昌洋)

 そういったところもしっかりしていただきたいですし,そもそもの精算不一致のところを,どうしても日々多くのお客様と接して特に多くの小銭とかを扱っておられる中で,精算の不一致が出てくるのは最終的には仕方ないと思います。ただ,できるだけこの精算の不一致もお客さんから預かっているお金,そして市民の皆さんからも一部預かっているであろうお金についてはしっかりと,できるだけ精算不一致をなくすという努力もしていただければいいのかなという風に思います。そうすると,今回みたいに,今回は3件多いな,いつもより多いなでしたけど,普段もっと少ない額の精算の不一致やったら,もっと早い時点で気付けた可能性はあるわけですし,そういった点も含めて,再点検していただきたいと思いますが,いかがですか。

  ◎自動車部長(平賀徹也)

 精算の不一致は,おっしゃっていただいたように,これはどうしても起こり得るという状況は確かにございます。一方で,やはり販売をして,運賃として頂くわけですので,ここをしっかりミスのないようにしていく,この努力を怠っていってはならないということも御指摘のとおりでございます。なかなか,どうやってなくしていくかというのは,非常に悩ましいという風に考えておりますけれども,一つには,こういった事案をしっかり周知いたしまして,販売時の適正な取扱い,乗務員に少しでも意識をしてもらえるように,意識をさせるように働き掛けをしていきたいという風に考えます。その仕組みの部分として,どういったことができるのかということにつきましては,これも研究をしていきたいという風に思っております。いずれにしましても,今回合わないということ自体は記録をしっかり営業所で取らせておりますので,それは本局も報告を受けております。現場任せにせずに,本局の方におきましても,こういった数字をしっかり点検をいたしまして,おかしなことがないのか,そういう目でもって点検をしっかり継続していきたいという風に考えております。全てこれからになりますけれども,その点,しっかり取り組んで,二度とこのようなことがないように努力をしてまいります。

  ◆委員(加藤昌洋)

 私自身もちょくちょく市バスに乗らせていただきますし,おとつい乗った3号系統の運転士は非常に丁寧な運転で,丁寧な案内をしておられて,非常に誠実な方もおられました。そういった方もおられますし,やっぱりいいことをしている人はしっかりと評価されて,もちろん営業所全体でしっかりと点検していただいて,局としても管理していただく。どの運転士の皆さんもできるだけ,ああ,この運転士いいなと思っていただくのも大事ですし,一つ一つ点検して,より良い交通局に少しでも近付けていただきたいという風に思います。  以上です。

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