まちづくり委員会(4月26日) | 議会発言記録

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2017.05.26

まちづくり委員会(4月26日)

 ◆副委員長(加藤昌洋) 

 質問で,報告事項でもなかったので,事実関係も確認しながらしていきたいと思うんですけども,4月9日に宝池トンネル,報道にもあったように,天井からコンクリート片が剥がれ落ちるということがありまして,何も人的にも物的にも被害がなくて良かったなというのが,不幸中の幸いであったということなんですけれども,宝池トンネル,昨年に歩道の拡幅であったり,照明灯のLED化など,改修工事が行われて,地元の方にとってはいい方向に改修されているんですけども,今回の剥落の件と昨年度の補修工事は,因果関係があったのかなかったのか,改めてお伺いしたいと思います。

 ◎土木管理部長(高松幸男) 

 失礼いたします。
 昨年度補修いたしました部分と今回剥落した部分は違いますので,因果関係はないという風に考えております。
 以上でございます。

◆副委員長(加藤昌洋) 
 昨年度の補修とは関係ないということで,道路のみならず,笹子トンネルの崩落事件から,インフラの長寿命化であったり,どういう風に維持管理していくかというのが私も昨年の予算決算委員会で色々と話させていただいた中で,笹子トンネル事故以来,色々と議論があって,国の中で方針が策定されていて,平成27年3月にトンネル長寿命化修繕計画を京都市の方で策定されているということですが,計画策定に際して,どういう点検や調査を行っておられたのでしょうか。

◎土木管理部長(高松幸男) 
 平成24年12月に中央自動車道の笹子トンネルの天井板の落下事故というのがありまして,これを契機に,国からの通知により,道路ストックの総点検を平成25年10月に実施しております。
 内容といたしましては,緊急的に変状や異常の有無を把握するもので,トンネル全線を原則遠望目視という形の点検を実施しております。その結果,利用者に被害が掛かる可能性があるなという高い変状の部分につきましては,高所作業車を用いるなどいたしまして,近くで点検するということで実施をしてまいっております。
 あわせまして,そのときに危険だなというものがございましたら,そういうコンクリートが浮いているもの等は落として,緊急対応したというような状況でございます。

◆副委員長(加藤昌洋) 
 25年度には遠くからと言うか,近接ではなく遠望で点検されて,危ないなという所に関してはたたき落としたりして対応されているということなんですけども,平成25年の点検の時点で宝池トンネルはどういう結果だったのかということと,報道等でも出ていると思うんですけど,今回のコンクリート片の剥落の原因はどういったものだったのかという点についてお答えください。

◎土木管理部長(高松幸男) 
 今回,剥落しましたコンクリートは,30年ほど前に水を止めるような漏水対策ということで,その当時の一般的なやり方で補修したものでございます。その部分が剥落したということでございます。
 平成25年の点検では,異常は見られず,剥落の原因の一つとしては,その昔の補修したコンクリートと言うかモルタル,それの付着力が経年劣化したことが考えられます。
 また,コンクリートというのが温度変化に伴い収縮することや,いろんな原因があるため,落下の原因を特定することは難しいという風な状況でございます。

◆副委員長(加藤昌洋) 
 最終的に原因がどうであったかというのが特定できないということは,対策もなかなか打ちづらいのかなという点はあるんですが,今回のコンクリート片剥落に対して,では事故が起きて,今回どのように具体的に,事故が起きてからの対応をどのように採られたかという点についてお答えをお願いいたします。

◎土木管理部長(高松幸男) 
 そのコンクリートの剥落を受けまして,そういう昔の30年ほど前に補修した箇所がないかということで,トンネルの中を全部もう一度点検しました。同じような過去の30年に補修した箇所が7箇所ほどございました。ただ,緊急対策といたしまして,今回剥落した分,人的被害,物的被害はなかったものの,念のためにこの4月14日,夜間にトンネルを通行止めしたうえで,残りの7箇所のコンクリートを除去したということでございます。
 除去した後の分ですけれども,この必要な対策というのは,今現在検討中であるということでございます。
 以上でございます。

◆副委員長(加藤昌洋) 
 今,実際に生活道路としても宝池トンネルを使われている方もおられますので,十分に安心して通っていただけるように対応を今後も検討していただきたいと思います。
 今回,宝池トンネルだけではなくて,平成25年から5年後ということで,平成30年度に法定で定期点検をされるというのを1年前倒しされて緊急点検をされるということですが,具体的にどういう点検をするのか,どういう期間とか,手法についてどういう風に考えておられるのかお答えください。

◎土木管理部長(高松幸男) 
 今回,前倒しさせていただく緊急点検につきましては,平成26年7月1日に施行されました改正道路法の施行法規則に基づく点検でございます。これは老朽化が進む大型構造物の老朽化の進展を踏まえまして,道路管理者の責任によって5年に1度の頻度で,近くで目視をすることを基本にせよということで義務付けられたものでございます。
 その点検の内容でございますけれども,トンネルの全延長でいわゆる高い所に上がれる車を使いまして,近くで目視をする,そのコンクリートの状況を確認する,いわゆるテストハンマー的なもので全面の打音をして検査をする,そこで異常があれば緊急対策として応急措置で取り除くとかいう形のものを点検の内容として考えております。

◆副委員長(加藤昌洋) 
 定期点検の対象のトンネルの全延長で近くで見ていただけるということで,しっかりとしていただきたいということなんですが,京都市の管理するトンネル,19トンネルあるうちの,京北と二ノ瀬は最近出来たということで,それ以外の17トンネル,今回点検の対象となっているんですが,今後のスケジュールと言うか,いつ頃までに大体調査を終えられて,必要な対応をしていくのか,そこら辺についてはいかがお考えでしょうか。

◎土木管理部長(高松幸男) 
 法定点検的に予定しておりました30年度の点検でございますけれども,1年前倒しをして緊急点検をするということで,早ければ5月下旬から実施してまいりたいと。現場の点検を17箇所ずっとやっていきまして,その後,結果を集計した中で対策を考えてまいりたいという風には思っております。
 今年度,トンネル計画によりまして予定しておりました中川トンネルなどの9トンネルの補修工事でございますけれども,今回そういう事態がありましたので,その点検結果を反映させた中で,その内容を含めまして工事の方はまた実施してまいりたいという風に考えております。
 この貴重な点検結果,これをトンネル長寿命化修繕計画の中に反映させまして,今作っているものを更新してまいるという風な形で考えております。
 以上でございます。

◆副委員長(加藤昌洋) 
 早急にされるということですけれども,トンネルを使っておられる方は生活道路で非常に日々使われる所も多いと思いますので,点検ももちろん大事ですけども,地元の方にも十分周知していただいて,必要以上に不自由がないように,そこら辺は対応していただきたいと思いますし,その中でより一層安心安全の部分も担保していただきたいと思います。
 最後になんですけども,今回の点検が終わったら,しっかりと議会に対してその結果を報告していただいて,その報告も受けて,今後どういう風にインフラを扱っていくかというのを議会でも議論していきたいと思いますので,報告をお願いしたいと思います。

◎建設局長(鈴木知史) 
 今回は,宝池のトンネルのコンクリ片の崩落案件で,市民の皆様に大変御不安とまた緊急の交通規制等で御迷惑をお掛けいたしました。誠に申し訳ございませんでした。
 やはり,市民の皆さんの不安を払拭するということからも,私どもとしては緊急に点検を実施したいという風に考えてございます。今,委員の方から御指摘ございましたように,その結果を早急に取りまとめまして,議会の方にも御報告申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

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